入院持ち物リスト(婦人科、6日間)
2025年3月に6日間入院しました。前年12月、職場の健康診断で婦人科系のオプションをつけたらクソデッカ卵巣嚢腫が発見されたためです。すぐに腹腔鏡補助下卵巣腫瘍摘出手術を実施されることになりましたので、そのときの持ち物をまとめます。
とはいえ、尊敬する友人であるちいさいかにさんが私の手術に際して「持ち物リストまとめますよ」と言ってくれて(下記)、それがものすごく役立ったので、私はちいさいかにさんのリストをもとにして、僭越ながら補う形でまとめることとします。
基本的には病院から渡される持ち物リストに従ってください。婦人科は術後生理用品などが必要だったりするので一般的な持ち物リストと違うものを別に渡されるときがあります。
それに加えてちいさいかにさんの下記記事を参考にし、さらに本記事を読んで自分に必要なものを取捨選択しながら持ち物リストを作るといいと思います。
ワンピースor浴衣型前開きパジャマ
前開きパジャマが必要なのはわかっており、一般的なセパレート型を持っていきました。これはワンピースにすればよかったと少し後悔しています。ズボンがウエストゴムだと私の場合切開部にちょうど当たりました。痛いです。やってみないと気づかないとはいえけっこうきつかったです。下腹部を切る手術をする方はワンピースがいいと思います。浴衣型は病院で借りられると思うんですが、その後も家で使うので買ったほうがいいです。家でもゴムが当たればたぶん痛いので。
マタニティ用のものを探すと前開きで素材もいい感じのものがあります。私が退院後のために買ったのは下記です。届いてみてすごくよかったのがボタンじゃなくプチプチ外しやすいスナップだったことで、入院中にあれば診察が楽だっただろうな……と思いました。入院後は特に必要な機能ではないです。
ハイライズのショーツ
ワンピース型のパジャマと同じ理由です。へその下くらいの丈がいいと思います。
箸・スプーン・フォークのセット(短い入院の場合は使い捨て)
使い捨てがいいなと思ったのはスプーンを食事のトレーにのせて返してしまい、行方不明になったからです。別に洗うのは億劫じゃなかったです。一番つらいときは絶食だし。これは病院で渡された入院の手引きに書いてありました。
ストローマグ
ちいさいかにさんはそんなに使わなかったと書いていた気がするんですが、私はちょっと使いました。術後絶食絶飲だったとき、口内がカラカラになるので口を潤すのに使いました。裏を返すとそのとき以外には使っていません。これも入院の手引きに書いてありました。
キッチンスポンジ
ニトリの毎日取り替えキッチンスポンジを2枚だけ持っていきました。洗剤は持ち込みませんでした。洗剤はあったけどスポンジはない病院なのでかなりラッキーでした。使っていないときはS字フックに洗濯ばさみを吊るし、よく絞ったスポンジをはさんでいました。入院の手引きには書いてありませんでした。
延長コード
ベッドサイドの空きコンセントの数が入院日になるまでわからないのですが、一つもないということはないと思います(私のベッドは三つでしたが、医療機器などが来てふさがることはあります)。延長コードは、ベッド上でPCを開くときなどに必要になりますので持参しましょう。病院で渡された入院の手引きに書いていなかったものの中では優先度が高いです。
ボディクリーム
持っていかなくて後悔したもの①です。なぜか手術直後1日間くらいだけものすごく乾燥して、体が痒かったんですね。唇用に持ってきたサンホワイト(ワセリン)だとテクスチャが重いし。せめて手術前日は塗っておけばよかったな。これがあればあんなことには……という愛用品を載せておきます。入院の手引きには書いてありませんでした(化粧品の範囲だと思う)。
洗濯洗剤
持っていかなくて後悔したもの②です。これ、病院からもらった入院の手引にもリストアップされてなかったから完全に見落としていました。洗濯を代わってくれる神のいない方は必須です。私は病院の生協で小分けのものを入手しました。持って帰れば旅行に使えそうで助かります。これもなぜか入院の手引きには書いてありませんでした。
靴下を持ち込むか否か
私は靴下が嫌いで、春秋冬季はタイツ、夏季はサンダルで過ごしていたので荷物に入れませんでした。それで問題ありませんでしたが、私もちいさいかにさんと同じ無印の靴を買ったので直接履くのがはばかられました。靴下はあったほうがいいけど、私は無理なので履いていなかった感じです。
まとめ
ちいさいかにさんの記事を、私の疾患の特性も反映させながら補うことができたんじゃないかと思います。
面会は禁止でしたが、荷物の受け渡しはできました。私は頼れる家族のような存在はいませんが、気にかけてくれた友達がいますので困ったらお願いするつもりでした。結果、一度だけ本を届けてもらいました。他に不足は上記のものしか感じなかったので、それなりによい準備ができた気がしています。